【活動報告】第1回スキルアップ研修 CPA編 を開催しました!

いつも当会の活動を応援いただき、ありがとうございます。

先日、当会として初となる「第1回スキルアップ研修(CPA編)」を開催いたしました!
そして今回の副題は、「チームで挑むCPA対応」。
救護班としての横の連携を強化する、有意義な訓練となりましたので、その様子をご報告します。

「チームで挑む」とは

一般的な普通救命講習で習うCPR(心肺蘇生法)は、発見から意識の確認、胸骨圧迫、AEDの操作までの一連の流れを、自分1人、あるいは居合わせた人で交代しながらおこなうことが基本です。
しかし、私たち「ANCHOR」が救護班として現場で活動する場合、初動から複数名で対応することが想定されます。
1個小隊あたり3名編成を基本とする当会では、小隊長・救護員・補助員のそれぞれが、どのような役割を担うべきかや、どのタイミングで、何をどう伝え合うべきかなどが、非常に重要になってきます。
全員が自分の役割をしっかりと理解し、シームレスに連携することで、より効果的で無駄のない、質の高い一次救命処置をおこなうことができるのです。
今回の研修は、座学と実働訓練の2部構成でおこないました。

前半:専門知識を深める座学講義

前半は、循環器病棟で勤務する看護師の会員が講師を務め、循環器(心臓)の基本的な知識から、主な症例、バイタルの正常値、ショック状態の判別などのほか、傷病者接触時の初期評価(意識ABC)など、救護班として必要な医療知識を学びました。
現場で即座に活きる専門知識に、全員真剣に耳を傾けていました。

後半:リアルな設定でのロールプレイ訓練

後半は、救命救急センターでの勤務経験がある看護師の会員と、消防救急隊として最前線で働く会員が講師となり、本格的な実働訓練(ロールプレイ)をおこないました。
今回は以下の2つの想定で、役割のローテーションをおこないながら、計6回の訓練を実施しました。

  • 【想定1】
    イベント会場を巡回中の遊撃隊(3名1組)が無線指令を受けて現場に急行したところ、現着時すでにCPA状態の傷病者を発見。(目撃なし、同伴者なし、警備員通報)
  • 【想定2】
    救護所に自力で歩いて来所された方が、観察中に突然意識を失いCPAに移行。(隊面前CPA、同伴者あり)

いずれの想定も、発症までの経緯や背景、傷病者や関係者の演技設定などが事前に細かく作り込まれており、本番さながらの緊張感が漂う訓練となりました。

研修を終えて

実際に動いてみることで、小隊長、救護員、補助員がそれぞれ「今、何をすべきか」という役割分担と、隊員同士の声かけ(連携)の重要性を、身をもって学ぶことができました。
当会では看護師免許を持つ会員も在籍していますが、やはり「病棟での看護」と「救急現場での救護」では、動きも性質も全く異なります。
こうした現場に即した実践的な研修を重ね、万全の体制を築いていくことが、地域の安心・安全につながると信じています。
講師を務めてくれたメンバー、そして参加した会員の皆さん、本当にお疲れ様でした!

当会はこれからも、いざという時にしっかりと動ける組織、そして質の高い救護活動が出来る組織を目指して、一歩一歩スキルアップを重ねてまいります。
今後とも応援をよろしくお願いいたします!

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